コピーライターのなかむらです。
「記事を書いても書いても読者が行動を起こしてくれない」
という経験はないでしょうか。
あなたの文章は「行動が起きる文章」になっているでしょうか。
それとも、「行動が起きない文章」のままでしょうか。
あなたの読者が行動を起こさないのは、あなたの文章に「あるもの」が足りていないから。
まず、知るべきことは、「行動の源泉」について。
痛みから逃れるか?快楽を追求するか?
すべての行動の源泉は、
「痛みから逃れるか」「快楽を追求するか」
のどちらか。
痛みから逃れるとは、たとえば
・クリスマスを1人で過ごしたくない
・借金を返済したい
などなど。
快楽を追求するとは、たとえば
・彼氏彼女といちゃいちゃしたい
・もっと自由な生活を送れるようになりたい
などなど。
読者が行動を起こすには、「痛み」または「快楽」のどちらかが必要です。非常に大切なことなので、頭のど真ん中にこの知識を埋め込んでおいてください。
感情のバランスを壊す
次に必要なのが、感情的なバランスを壊すこと。
感情的なバランスが取れている場合、行動は起きません。
しかし、いったん感情的なバランスが崩れると、必死にそのバランスを取り戻そうとします。
それが「行動」です。
ほとんどの販促は、まわりと同じ商品を、まわりと同じように伝えています。
しかし、これでは感情のバランスは崩れません。
たとえば、彼氏がいる人に「あなたの彼氏浮気してるよ」と言うと、動揺します。感情のバランスが乱れます。
デスクワークの多い人に「1日に6時間以上座っていると死亡リスクが40%増大するよ」と言ったら、聞き流せなくなります。
そして、「どうすればいいの?」とその解決方法を探し、対策を実践しようと「行動」します。
このように、あなたの文章で読者の感情バランスを壊さない限り、行動は起きません。その感情とは、先ほどお伝えした「痛み」または「快楽」のどちらか。
どちらかの感情を刺激する。そして、バランスが崩れた後に解決策を提示する。
すると、行動が起きる文章になります。
限りある解決策がさらに人を動かす
たとえば、タイタニックが沈没する際、
2:救命ボートが限られている場合
どちらが乗客の行動を促すでしょうか?
数が限られている場合ですね。なぜなら、数が限られていることで、命が助かる可能性が低くなるからです。
解決策は限りがあるほうが、人の行動を促します。できるだけ限定したほうが効果があります。
感情のバランスが崩れた後に、解決策を。そして、いつでも誰でも解決できるのではなく、希少性・限定性を。
これが、「行動が起きる文章」にするコツです。
まとめ
・感情のバランスが崩れると、行動を起こす
・解決策は限りがあるほうが効果がある
いかがでしたでしょうか。
まわりと同じようなブログで、同じような文章では、読者の感情は崩れません。感情が崩れない限り、行動を起こしません。
まずは「読者の感情を動かす」ことを意識してみてはいかがでしょうか。文章が激変します。