コピーライターのいくえです。
あなたはイベントの集客を何で行っていますか?
最近「イベントで集客を増やすためにはどうしたらいいですか」と聞かれました。
作成したイベント文章を読ませてもらうと、
「ん?誰に参加してほしいイベントなのかな?」
と思ってしまいます。
今回は、たくさんある媒体から、
国内で2700万人・世界で見ると、20億人がアクティブユーザーであるFacebookでのイベント集客に生かせる文章術をご紹介します。
まず、どんな人が集まるイベントかターゲットを決める
まず、立ち上げようとしているイベントの内容は、相手に伝わりやすいものになってるでしょうか。
ターゲットの人にとって
そのイベントの内容は魅力的に感じられていますか?
いくらイベントの内容が素晴らしくても、相手に「参加したい」「興味がある」「いいな」と思われなければ、素通りされて終わってしまいます。
ではどんな情報が必要なのでしょうか。
以前、
「初心者も歓迎!皇居の周りをランニング」
というイベントに以前参加しようとしたことがあります。
開催が平日のお昼前という時間帯だったこともあり、比較的時間にゆとりがあるセミリタイアされた、長距離を走ったことのある経験者の方が多いものでした。
走るためだけだったら、どんなイベントでもいいかも知れませんが、できれば同世代の人と楽しくお話ししながらゆっくり走りたいな…。
と考えていた私にはちょっと合わないと思ってしまい、イベントの詳細を聞いてキャンセルしてしまいました。
「参加したいイベントが見つからない」
こう感じている、思っているのは私だけはないはず。
きっと探せば見つかると思いますが、見つけられない…。
イベントに参加したいと思ってる人に参加してもらうには、イベントを主催する側はどうしたらいいのでしょうか。
どんなイベント内容だったら分かりやすかったのか。
Facebookイベントなら自分以外の参加者が分かりますが、始めに「参加」や「興味がある」を押した人がターゲットと異なっていたら、次に参加希望をする人の層も変わってしまいます。
イベントの文章を作成する前に、どんな人に参加してほしいか。
まず、参加する人のイメージすることがとても大切です。
誰に向けてのメッセージかハッキリさせる
イメージは具体的であればあるほど良いです。
それは、相手を明確にするほど、その人に向けてのメッセージが、書きやすく・伝わりやすくなるから。
例えば、
「誰にでも良いので手紙を書いてみましょう」
と言われるより、
「大切な人に向けて手紙を書きましょう」
の方が具体的です。
ただ、“大切な人”は人によって違います。
ある人は、自分の子供を想像するかもしれないし、恋人を思う人もいれば、親友を思い浮かべる人もいます。
手紙を書く相手によって言葉使いや、内容が異なってきます。
「お母さんに普段できない感謝の気持ちを手紙で書きましょう」
と言われれば、グッと書きやすくなるし、色んな母親との思い出を想像することで、書く内容も具体的になってきます。
それは、読む相手も同じように感じます。
「誰かへの手紙」より
「大切な人への手紙」より
「『お母さん=自分』への手紙」
の方が読んでいて伝わります。
イベントのメッセージも同じです。
ですので、集まってほしい人を具体的にしてイベントメッセージを書くことはとても大切です。
イベントの場合は、参加してほしい人は空想になってしまうので、
「性別、年齢、性格、住んでいる場所、仕事、職場の立地、趣味、服装」
などより具体的にしましょう。
相手をイメージできれば、どんな言葉を使えばいいか、何に興味があって、どんな話をすれば良いか、書きやすくなります。
出来たら、一番見られるイベントタイトルで参加したい内容か分かると良いですね。
もし、私が参加をキャンセルした皇居ランニングのイベントが
「会社帰りに楽しく女性だけで皇居ラン!初心者OK」
だったら、私もイベントをキャンセルすることはなかったかな、と思います。
イベントの詳細を書く場合は、イベントが面白そう・参加したい!と思えるようなメリットを加えると、他のイベントの差別化にもなります。
参加者を増やす方法としては、Facebookの特性を生かして、参加してほしいイメージに合う人に拡散してもらうと効果的です。
まずは、どんな人に参加してもらいたいイベントか、よく考えてみましょう。
まとめ
イベントの内容を決めたら、立ち上げたイベントに参加してほしい人を明確にましょう。
誰への文章なのか、誰に文章を読んでほしいのか、をハッキリさせます。
皆に向けての文章は、読み手にとって、参加したいイベントなのか、とても伝わりにくいです。
参加してほしい人のイメージは具体的に。
・性別
・年齢
・何をしている人か
・趣味
など書きだしてみましょう。
その後、イメージした人に伝わるイベントタイトル・文章を作成します。
さらに、他のイベントとは差をつけるために、相手が「楽しそう」とイメージできるとより良いです。
人数を集めたいときは、イベントのイメージに合った人にfacebookで拡散してもらうと効果的です。
参加を検討している人・興味がある人が自分の属性と同じだと、参加するハードルがさがりますよね。
相手のことを考えて伝わるイベント内容を書いてみて下さいね。