コピーライターのひらいです。
応募を開始した途端に、人が集まる告知文にはいくつかの法則があります。
「知名度のある人をゲストに呼ぶ」、「楽しそうな写真を載せる」、「豪華なプレゼントや特典を用意する」など。
そして、文章の中にも必ずいれなければならないポイントがあるのですが、このポイントを書けていない人が多くいます。
人が集まる告知文に隠された「秘密」をお伝えします。
誰に向けて書いているのかを明確にする
告知文に限らず、「誰に向けて書いているのか」を明確にすることが文章の基本です。20代のOLと50代の男性会社員では「悩んでいること」や「求めているもの」が違うからです。
より多くの人を集めようと思って、誰に向けているのかがわからない文章だと、読んでいる人の心には届きません。そのイベントには「どういう人にとって役立つものなのか」、「どういう人にとって有意義なものなのか」をハッキリとさせましょう。
【こんな人に来てほしい】という見出しで、書くことが多いです。このとき、「40代」「主婦」のような肩書きを考えなくても大丈夫です。「1年以内に独立したいと思っている」「お金持ちの男性と知り合い方」のような条件でも大丈夫です。
その際のポイントは具体的に書くということです。例えば、「副業をしたいと思っている」ではなく、「1ヶ月で5万円のお小遣いを得たいと思っている」ということです。具体的に書くことによって人の欲や悩みにピンポイントにアプローチができます。具体的に書けば書くほど「あっ、これは自分のことだ」と思う人が増えます。
反対に、誰に向けられたわからないような表現だと、人の心に届きにくいです。なので、イベントに来てほしい人を明確にイメージしてください。その人が抱えている欲求や悩みをきちんと理解してあげましょう。
そして、次のポイントです。
参加することで得られるものを明確にする
2つ目は「参加したらどうなるのか?」です。イベントに参加する意味は人それぞれだと思いますが、人が求めているのは「感情」や「結果」です。例えば、結婚相談所に登録をする人は”婚活”をしたいわけではなくて、”素敵な人と出会って結婚をする”という結果がほしいわけです。
イベントに参加してお金を払う以上は何かしらの「感情」や「結果」を求めています。「参加したらどうなるのか」を明確にすることで人は興味をそそられます。
例えば、「今、活躍しているママさん起業家からビジネスのヒントがもらえる」「自分の進むべき道がハッキリして明日からの行動が明確になる」「年収2000万円以上の男性と連絡先を交換ができる」などです。
人は商品やサービスがほしいわけではなく、「感情」や「結果」がほしいんだ。ということを忘れないでください。
そして、それが手に入ることも必ず書くようにしましょう。
まとめ
人が集まる告知文の秘密をお伝えしました。「誰に向けて書いているのかを明確にする」「参加することで得られるものを明確にする」という2つです。ひとことでいうと、「ビフォー・アフター」です。
「このイベントに参加すると、◯◯な人が△△になる」を明確に打ち出すことができれば、人が集まる告知文になります。
イベントの告知文ではありませんが、これをうまく使っているのが、パーソナルジムで業界No.1の「ライザップ」です。タクシーに乗ると、広告が貼ってあり、太っている人のトレーニング前とトレーニング後の写真が載っています。つまり、「◯◯な人が△△になる」が明確なのです。
人がほしいのは商品やサービスではなく、「感情」や「結果」であることを忘れずに、「誰が」「どうなるのか」ということを書くようにしてください。
★集客については下記の記事もオススメです
■【ブログ・SNS集客】 心に響く文章を書くポイントとは?
■【初心者必見】人気ブログを作るためのブログの書き方 3ヶ条
★さらにレベルアップをしたい人はコチラをどうぞ
■1記事で1万人を集めた「こぴたつ式」ブログ文章の書き方