コピーライターのケンです。
文章を書く機会が多い現代人にとって、ライティングスキルの習得は必須です。
ライティングスキルとは、良い文章をかくことだけでしょうか。良い内容の記事を、出来るだけ早いスピードで仕上げる事がライティングスキルではないでしょうか。
記事を書く時間は、才能やセンスの問題と思っていませんか。
実は、あるコツさえ掴めばスピーディーに記事を書く事が出来るようになります。
そこで今回は、出来るだけ仕事を速く終わらせたいあなたや、締め切りに追われて手が回らないあなたの為に「ライティングの5つの時短術」をご紹介します。
1.書き始める前に情報を入れる
記事を書こうとして手がつかない、思いつかない原因は「そもそも記事の分野の情報を知らない」から書けないのです。
ダイエットの知識がない人がダイエットサプリメントの記事をなかなか書けないのと一緒です。
徹底的に情報を入れる為に、書きたい記事の分野の本を最低1冊は読んでみてください。
ポイントは専門家が書いた本を中心に読むことです。
より詳細な情報を含んだ記事を書く事で、他の記事と差別化する事ができます。
同じことを書いてあっても再度読んでみましょう。
「反復学習」で記憶の定着率が良くなるだけでなく多くの本に共通している情報は、必ず押さえるべきポイントだからです。
2.完璧にしようとしない
最初から完璧を目指してしまうと、記事を完成させるスピードが遅くなってしまいます。
情報を仕入れるのも完璧にしようとしなくて大丈夫です。あくまで記事としてアウトプットすることが目的なので全てを覚えようとしなくてよいのです。知識そのものを覚えていなくても「あの知識があの本に書いてあったぞ」と覚えているだけでも十分です。
インプット→アウトプットを繰り返し行う事で記事の分野に関する情報が蓄積されて、記事を書くスピードは格段に早くなっていきます。
3.書けない時間を大切にする
いざ書こうと思っても、その場ではアイデアは浮かんでこないもの。むしろ散歩などしている時に、フッとひらめくものです。
ペンとメモを持ち歩くのが嫌いな方はスマートフォンのメモ、特にEvernoteを活用するのがオススメです。
1つアイデアを思いついたら、同時に10個、20個とアイデアを増やせないか考えてみましょう。
今回のタイトルも「ライティングの時間を縮めたい人」というテーマでいくつかまとめて考ました。
例えば・・・
・ライティング時間を縮める10つのチェックリスト
・【質×量が人を成長させる】誰も教えてくれない最良の記事を量産するコツ
・知っていると知らないじゃ大違い。記事を書く上でここだけは押さえておきましょう
・記事をスピーディーに書く人に共通する3つの考え方
など、5つのテーマを同時に思いつきました。
アイデアを一つ考えるだけでは時間がもったいないですよね。
4.記事は集中して時間を決めて取りかかる
なぜ、情報も収集して書けないと思い込んでしまっているのでしょうか。それは、集中して書こうという決断をしていないからに他なりません。
人の集中力というのは素晴らしいもので、締め切り間際で生産されたものは通常の2〜3倍のスピードで仕上がってきます。しかし、医学的にも集中力がトップギアで続くのは長くても90分間といわれています。
SNSを少し見てしまったり、次々とくるメールをチラ見していませんか。(私の事ですが・・・)費用対効果を大切にして、時間内で一気に書き上げるのが理想です。
・睡眠を取る
・好きな音楽を聞く
といった方法を試してみるだけでも集中した状態を作りやすくなります。
5.見直しするチェックリストを作る
記事を書き終えたら校正して、読みやすくしましょう。
この時にチェックリストを作っておく事によって見直しの時間を劇的に節約する事が可能です。
私は必ず以下のリストをチェックします。
・読み手に対してベネフィットを提示しているか
・読み手の対象を絞りきれているか
・読みすすめめたくなるような文章になっているか
・具体的な記事になるよう数字は入れているか
・読みづらくないか
・キーワードは含まれているか
・声に出して読んでみよう
この時に気をつけて欲しいのはチェックする時は必ず落ち着いた状態で行うということです。
せっかくチェックしたのに書き直すという程、時間のムダはありません。
校正も、必要最小限の時間で確実に見直しをしましょう。
まとめ
いかがでしたか。振り返りですが、記事を書く時間を大幅に短くするには、以下の5つの項目を覚えておくだけでも大幅に変わります。
2.完璧にしようとしない
3.書けない時間を大切にする
4.記事は集中して時間を決めて取りかかる
5.見直しのチェックリストを作る
時間が足りないと思っている方は一度試してみてはいかがでしょうか。