先日、旧友と2人で話していたとき、
その旧友がこんなことを言いました。
「同期のライバルなんだけど、そいつ英語ができるから、
上司から仕事ができるやつだと思われるんだよな〜」
どうやら、ライバルが旧友自身にはない「英語」という
スペックがあることで、自分より評価されているらしいです。
たしかに自分も「英語ができる」というだけで、
「この人すごいな」「仕事できそう」「リーダーっぽい」
という印象を学生の頃に持った覚えがあります。
しかし、現実的には、英語を話す人全員が
英語を話さない人より優れているといったことはありません。
落ち着いて考えてみれば、当たり前のように聞こえますが、
実質、そう考えてしまうことが多いのが現状です。
なぜ、「英語ができる=仕事ができる」と思ってしまうのか?
人間というのは単純なもので、他人を判断する際には、
目立つ特徴から、その人と関係のないところまで評価します。
つまり、外見だけであなたの人間性が勝手に決められてしまう
ということです。このような現象を「ハロー効果」と言います。
「英語ができる=仕事ができる」以外でも、
「学歴が良い=仕事ができる」「美人=育ちが良い」
「ブランド品をたくさん身につけている=お金をたくさん持っている」
などの印象を持ったことはないでしょうか。
これらは全て「ハロー効果」という心理学が関係しているのです。
ビジネスをする上で一番大切なもの
「ハロー効果」はわかったけど、
コピーライティングと関係ないんじゃない?
と思った方、危険信号です。
コピーライティングは、世間一般の営業と違い、
「文字」だけで相手を動かす営業といっても過言ではありません。
例えば、あなたの元に訪れた営業マンが、
髪の毛がボサボサでひげがだらしなく、
スーツがよれよれで靴がボロボロである場合と
そうでない場合は少なからずあなたに影響を与えるでしょう。
それならば、「文字」しか使わないコピーライティングなら、
相手にお会いしないのだから見た目は関係ないかというとNOです。
なぜなら、購入する人というのは、文章うんぬんの前に
あなたを信頼して購入するからです。
つまり、購入してもらうには、
文字だけで相手を信頼させる必要があります。
それは簡単なことではありません。
コピーライティングで物を売ることができれば、
直接お会いして話すセールスの方が簡単かもしれません。
相手を信頼させるにはどうすればいいか?
実績や自分とは何者かを公開するのはもちろん、
顔写真や実際にいただいたお客様の声やお名前、写真まで
用意する必要があるといえるでしょう。
コピーライティングだからこそ、他人からの目を意識する
「私は見た目で勝負しない」という方、
万が一あなたと同じようなサービスをやっている方がいるとすれば、
チャンスを失ってしまうかもしれません。
少なからず、見た目を意識することは、
やる側によってリスクはなく、効果も出やすいです。
整形しろといっているわけでもありません。
自分が他人にどう見られたいか、自分はどうありたいか、
自分がどうであれば、他人に信頼されるのか、
そこを一度考えてみてはいかがでしょうか。
きっと、あなたの想像以上の効果を発揮するでしょう。
それでは今日はこのへんで。
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