“愛は動詞である。愛という気持ちは、愛という行動の結果にすぎない。”『７つの習慣』
記事を書くのも”愛”がキーワードだと思っている、コピーライターのkazです。
ブログでアフィリエイトをしていると一日に何回も発生額をチェックしてはガッカリすることありますよね。
特に最初のころは１件でもはやく成約しないかと焦ってしまいますが、
ここでは一度、「コミュニケーション」について考え直してみませんか？
アフィリエイトを始める方法として人気の高いブログですが、
実はブログは一方通行の発信ツールではなく、
双方向のコミュニケーションツールでもあるんです。
ここでのコミュニケーションとは、
相手が思うことや不安に先回りしていく
ということです。
コミュニケーションを意識したライティング術を使えば、
読者に喜んでアフィリエイト商品を買ってもらえる確率が大きく上がりますよ。
そこで今回は、
アフィリエイトの成約率が２倍以上になった事例もある
先回りライティング術「５つのステップ」についてお伝えします。
ブログは一方通行の発信ツールではない
実はブログの読者は、出来れば読みたくないという気持ちを持っているのをご存じですか？
それは干渉されたくなかったり、期待してがっかりしたくない気持ちだったり・・・
そんな相手に、
「あなたが聞かせたい話」
を聞かせるのって難しい。
ましてや、商品を売り込むなんて大変ですよね。
むしろ、本気で書いた文章より、
軽く書いた記事の方が反応率が高くなることがあります。
そういう記事を書いたときは、あなたに損得勘定が少なくて、
素直な気持ちだったり読者の気持ちを察して書いていませんか？
相手の気持ちが感覚で分かるくらい、
あなた自身も悩んだり詳しくなっていることほど、
無意識に相手に共感できて分かりやすく伝えられるんです。
そういう意味でも、アフィリエイトの商品選びは、
「単価」ではなく「悩みに共感できるか」を基準にした方が売れるようになることがあります。
「ずっとアフィリエイトで悩んでてさ、
ふとしたことから一気に売れるようになったんだよね。
そういえばあなたもアフィリで悩んでたっけ。
手軽にできる方法があるんだけど試してみたら？」
と言われたほうが、思わず耳を傾けてしまいませんか？
悩みに共感していることを伝える。
共感は”愛”の１つの形。
それだけでも読んでもらえる文章にはなりますが、
まだ「そうそう、そうなんだよ」と共感してくれる一言しか読者から返ってきていませんね。
ここからコミュニケーションを重ねて購入にまでいたる、５つのステップをお伝えします。
成約率がグッとよくなる５つのステップ
読者は一方的に話されることを嫌がります。
「あなたが話す内容」が、
相手の興味を意識していたり、
不安に先回りするような配慮があると、
関係性はぐっと近づきます。
読者にアフィリエイト商品を紹介するときに、
何回くらい会話のキャッチボールをしていますか？
最低でも以下の５回は会話のキャッチボールをすることをオススメします。
・伝えたい動機
・比較
・よくある質問
・導入方法
・お申込みリンク
この５つを意識して入れただけで成約率が継続して２倍以上になった事例もあるんです。
それぞれ見ていきましょう。
・伝えたい動機
まず最初に、
読者は「なぜ」私に話しかけてくるの？と考えます。
そもそも自分と関係ある話なのか、
一方的に言いたいことを言い始めたのか、
聞き始めでは判断できないからです。
そこで、
最初に「なぜあなたに話すのか」という理由を伝えましょう。
もちろん「買わせて稼ぎたいから」なんて言っちゃダメですよ。
まずは自分に問いかけて、
「買わせたい気持ち」より「問題を解決してあげたい気持ち」が強いことを確認しましょう。
おいし過ぎる案件を売るとして、相手に伝わる文章を書ける自信がありますか？
むしろ、
あなたが共感できて、悩みを解決する手伝いができると感じる商品について書いてみると、
長期にわたって収益を上げ続けられる可能性も高まりますよ。
「なぜ」を伝えたうえで、商品について詳しく教えてあげましょう。
・比較
次に読者が気にするのは「伝えたいものが何なのか？」ということです。
全く知らない商品をオススメされても、
うさんくさく感じたり、本当に大丈夫なのか信用しきれないものです。
そこで類似商品やほかの解決方法と「比較」して見せてあげましょう。
価格やメリットを比較するのも効果的ですが、
中でもそれぞれの『デメリット』について触れることをオススメします。
すすめたい商品のデメリットは、
LPや商品購入ページには載っていない貴重な情報です。
注意すべき点を教えてあげることであなたへの信頼も高まりますし、
覚悟しておくことがわかると、
「これくらいのデメリットなら大丈夫だ」と逆に安心して購入に繋がるケースがあります。
商品のデメリットを検索する人は購入の一歩手前だと言われるくらい、
デメリットを知ることは商品購入の決定打になります。
・よくある質問
人は分からないものを避ける傾向にあります。
上手くいく「快」の気持ちよりも、
失敗したらどうしよう・損するんじゃないかという「不快」の方が、
心に２倍の痛みを感じるという研究結果もあるくらいです。
ですが質問してしまうと、
興味があることがバレて売り込まれるかもと心配するかもしれませんよね。
それに、
もしちゃんと答えてもらえなかったら気まずい感じになって、買いにくくなるかもしれない。
そんな不安がある人のために「よくある質問と答え」を先に伝えてあげましょう。
聞く前に答えを用意しておいてもらえると安心するし、
逆に好感すら持ってもらえるようになります。
相手に行動させたいのであれば、
出来る限り先回りして不安を取り除いてあげましょう。
・導入方法
いいモノがあるよと紹介されても、
「具体的にどうすればいいか」が分からないと人は行動してくれません。
売り手のあなたからすると、
申し込みボタンを押して、名前入力して、確認を押すだけじゃん。
と思うかもしれませんが、
読者は「どうすればいいか分からない」と思った瞬間に嫌気がさしてページを閉じます。
人は分からないことが嫌いなのです。
良いことばっかり言う、口だけのパートナーに対しては不満が募る一方です。
一度サイトを離脱してしまうと、帰ってきてくれる可能性は３０％程度しかありません。
できるだけ具体的に説明してあげましょう。
「ここをクリックして、名前を記入して送信ボタンを押すと３日くらいで商品が届き・・・」
と、実際に購入したらどんな感じになるのか、詳しく伝えてあげましょう。
・お申込みリンク
ここまで寄りそい説明して、ようやく相手をその気にさせたのに行動させないとしたら、
一部の人を除いて怒りだしそうですよね。
記事の後半では、その気になった瞬間にいつでも行動できるようにしましょう。
章の区切りごとに「お申込みリンク」を貼っておくことをオススメします。
とくに最後に書くことの多い「まとめ」の部分は序文の次に読まれやすい注目ポイントです。
そんな読まれる確率の高い場所でリンクを貼っていない残念な記事もちょこちょこ見かけます。
それはもったいない。
一度ページを上にスクロールして「お申込みボタン」を探す手間をかけさせてしまうと、
不親切さを感じて購入意思が弱まることも十分あります。
また、読者は長々と話を聞いて疲れているということも意識しましょう。
最後の最後まで優しく手を取って、
読者が感謝しながら行動できるようにしてあげてくださいね。
まとめ
アフィリエイトで思ったように収益が伸びず、発生額のチェックばかりしてしまうことがありますよね。
そんなときはコミュニケーションという視点でもう一度考えてみて下さい。
ブログは一方的な情報発信のツールではなく、
読者の声に先回りして答えていく双方向のコミュニケーションツールです。
「話したいだけ」や「教えてやる」といった態度ではコミュニケーションとは言えませんので、
まずはあなたが興味を持っていたり、共感できるテーマを扱ってみてください。
すると、気軽に書いただけの文章でも反応が良くなることがあります。
またコミュニケーションというくらいですので、
少なくとも以下の５回は会話のキャッチボールをしてみて下さい。
・伝えたい動機
・比較
・よくある質問
・導入方法
・お問い合わせリンク
丁寧にコミュニケーションを積み重ねていくことで、相手はようやく行動に移すことができます。
最後まで優しく手を取って、喜ばせてあげてくださいね。
