いよいよ夏が近づいていてきましたね。デパートでは夏物がたくさん並んでます。コンビニでは、限定商品が大きなポスターと共に置かれてます。このように私達は、何かしら消費活動に誘われています。
ここで質問です。買い物で、あなたはどんな誘いに釣られてしまいますか?
思わず購入してしまうのはなぜですか?
この靴を定価8000円を今なら5000円で!などの金額ですか?
それとも、一点ものですよなどの希少価値ですか?
又は、みんな買っていきますよ。人気ありますよ。などの安心感ですか?
理由はいろいろあるでしょうが、まずは目を引いてもらう、興味を持って貰わなければその商品は見向きもされません。だから売り手側は、あの手この手であなたに揺さぶりをかけて興味をそそってきているのです。
だから、目立つ所に置いてある商品には必ず何かしらのキャッチコピーがついている訳です。しかもこれにはちゃんと戦略が練られているのです。
人はどうやったら動きますか?
1:なぜ・・・理由を求めるタイプ
なぜそれをしないといけないか?それをやるメリットは?またはデメリットは?
理由が分からなければ行動しないタイプです。
2:何・・・背景や事実を求めるタイプ
それを証明する事実は?データーは?理解できない限り行動できないタイプです。
3:どうやって・・・方法が解らないと動けないタイプ
ステップバイステップで何をしたら良いかわからないと動けない、マニュアルなどをがあると動けるタイプです。
4:今すぐ・・・とりあえず行動するタイプ
理由や背景など関係ないからとりあえず人に聞いた事を行動するタイプです。
私たちはこの4つのどれかのタイプか、その組み合わせに属していると言われています。
だから、この4つの要素を意識してコピーを考えると人に興味を持ってもらう、つまり行動してもらえるコピーになるのです。
実際に4つの学習タイプを使って書いてみよう
例えば、清涼飲料水を手にとってもらいたいとします。いろいろ種類があってみなさんは、迷うと思います。その中から選んでいただくにはどうすればいいのでしょうか?
おいしい!とポップをつけて見ましょうか。けれどそれだけではあなたの心を動かしきれませんよね。ここで先ほどの法則の出番です。
「この飲み物は、カロリー0です」
「これを飲むだけで1日のビタミンを取れます」
「これを飲むと疲れが取れます」
とまずはお得感を訴えて見ます。
それからなぜそうなのかと付け加えていきます。
「カロリー0」をうたった場合で考えてみましょう。
(なぜ)ダイエットに良いから
(何)100人中87人が体重減少
(どうやって)これを食事前に飲むと食欲減退するから
(今すぐ)今だけ期間限定味のマンゴスチン味!
と順番に考えて行くとただ単純に「おいしい」と訴えるより説得力がありませんか。
成功体験をさせて信頼を得る
こうやって、この商品に興味を引いてもらい、試してもらいます。その結果体重が減少した!体脂肪率が減った!二重あごが無くなった!などの成功体験が得られればあなたはこの清涼飲料水を次も飲み続けようと思いませんか?この商品を信頼しませんか?
信頼してもらえれば次からは何もお勧めしなくとも人は購入し続けます。
せっかく素敵な商品を作ったのに購入してもらえない方は、まずは手に取ってもらうために、興味を持ってもらえるフレーズを考えてみませんか。
コピーの力で人を動かしてみませんか。魔法ではありません。技術です。技術だからあなたも学べます。この技術を習得できればいろんな場面で応用して使えます。
子供を毎朝起こさなくても自分で起きてほしい・・・
クレーマーに納得して帰ってもらいたい・・・
生徒に使ったら元の場所に物を戻してもらいたい・・・
などなど生活にも役立ちます。
いかかでしょうか。あなたもぜひコピーを学んでみませんか?