その広告費、ムダにしていませんか?外注前に押さえるキャッチコピー3つの心得


キャッチコピー

キャッチコピーは「尻に敷かれても家族バカ」こと、コピーライターのkazです。

自分のサイトになかなかアクセスが集まらないなと悩むことありますよね。
日本人の1億人がインターネットを利用している……と聞くと悲しくなるのと同時に、
やっぱりアクセスアップの可能性も感じちゃいます。

さて、いまの時代は個人でも広告を出したりブログ記事を外注したり、ウェブコンテンツにコストをかけるのが当たり前になってきました。

広告バナーをプロのコピーライターに依頼する方も多いでしょう。
せっかく広告バナーを作るなら、やっぱりカッコいいものにしたいですよね。


・・・カッコいいものを作りたいと思った方、
ちょっと待って下さい。

実は広告バナーをプロのコピーライターに外注したからといって、
必ずアクセスが増えるわけじゃないんです。

その原因は広告バナーの最も重要な部分、
キャッチコピー
を間違えてしまうことがあるから。


そこで今回は、初心者でも必ず押さえておきたい
キャッチコピーの3つの心得をお伝えします。

キャッチコピーは4種類ある

 

キャッチコピー4つ

キャッチコピーと言われると、

そうだ 京都、行こう。/太田 恵美
試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。/尾形真理子

など、誰もが絶賛するコピーを想像しますよね。

自分のバナーもカッコよくするぞーと思った方、気をつけて下さい。
結果的に自己満足で終わってしまうことがよくあるんです。


たしかにキャッチコピーは、
告知や宣伝でお客さんの視線と心を「キャッチ=掴む」ことが大切です。

 でもそれ以上に大切なことは、

お客さんにどうして欲しいのか



そこで知ってもらいたいのが、
キャッチコピーの4つの種類です。

1,企業理念やスローガンの表現
2,ブランドイメージをアップさせる
3,特定の商品やサービスのイメージアップ
4,具体的な行動をうながす


1~3はイメージ戦略です。
もちろん良いイメージを持ってもらいたいと思うでしょう。

でも「イメージ」は後からついてくるもので、口コミになる段階でないと意味がありません。
誰も知らない商品を「凄いよ!最高だよ!」と言われても怪しく感じちゃいますよね?


まだ実績が少ないのであれば、
4,具体的な行動をうながす
に焦点を当てて作らないと費用も労力もムダになってしまいます。


キャッチコピー=つかみ』は手段であって目的ではありません。


『キャッチコピー』という『掴む』イメージに引っ張られてしまうから、
目的を見失ったキャッチコピーが世の中にあふれてしまうんですね。

ぜひ目的に沿ったキャッチコピーを作ってもらいたいと思います。

 


コピーライターも人間


さて外注ですが、時間を節約する意味でもクオリティの面でも本当に良い選択肢だと思います。
でも外注の際に、あなたに必ず押さえておいて欲しいことがあります。


それは、外注したコピーライターも一人の人間だということです。


あたりまえだと感じるかもしれませんが、
失敗や勘違いもすれば、プライドも持っています。

もしあなたに、キャッチコピーを評価する基準が無かったら・・・

人は「専門家」にとても弱い生き物
ですから、
出来上がったキャッチコピーが変だなと感じても従ってしまうでしょう。


そこで初心者でもわかるキャッチコピーの3つのポイントについてお伝えしますので、
相手がプロだろうと、おかしいなと思ったらビシッとつっこんでみてください。

最高のキャッチコピーは練り上げた先に出来るものです。

 


初心者でもわかるキャッチコピー3つの心得

初心者心得


キャッチコピーを見た瞬間に感じた感覚を大切にしてみて下さい。
できれば友人などにも頼んで素人目線でも確認してみるといいかもしれません。

 

いやなヤツになっていないか

どんな人に会うとイヤな気持ちになりますか?
自慢ばかりの人や、やたらと不安をあおってくる人がいたら避けてしまいますよね。

キャッチコピーでも全く同じです。

今はコピーライティングを学ぶ人が増えてきて、不安をあおるコピーがとても増えました。

たしかに人は「不安や悩み」を解消したがる生き物です。
その心理をついてワザと「不安」を作り出し、行動させようという狙いです。

もちろん誰も気づいていない問題であったり、期待以上に不安を解消できるなら効果的ですが、
いまではお客さんも「またか」と感じているのでイメージダウンのリスクもあります。


またキャッチコピーの依頼をする人の多くは、思わず「カッコよさ」を求めてしまいます。

コピーライターも人間ですので、
「こんなのカッコよくない」「ガッカリした」
と言われるとキズつきます。

だから目的から外れていると分かっていても、イメージ重視のキャッチコピーを案に入れる人もいるでしょう。

でもお客さんは自慢話を聞きたくないんです。
凄そうだと思っても、自分にどう役立つかが3秒で分からなければ読んでもくれないのです。


キャッチコピーを全くの他人だと考えて、
あまりにも嫌なヤツだと感じたらすぐ指摘しましょう。

 

ライバルまで紹介していないか

コーヒーのキャッチコピーで、
「挽きたての香り」
と言われて、特定のコーヒーショップが思い浮かんだりするでしょうか。

「挽きたての香り」と言われるとお客さんはコーヒーが飲みたくなるかもしれませんが、
それぞれ頭に浮かんだコーヒーショップへ行ってしまうでしょう。

「世界最高級の香り、1杯1万円」
と書かれていたら、コーヒーを心から愛する人なら思わずクリックするかもしれませんよね。


同業社にも当てはまるようなキャッチコピーでは意味がありません。

あなたとライバルの違いは何ですか?
それをどんなお客さんに伝えたいですか?

コピーライターとのヒヤリングでも聞き出そうとしてくれるとは思いますが、
キャッチコピーに組み込んでもらえるよう明確に伝えましょう。

 

あなたの目的を表しているか

先ほどもお伝えした通り、キャッチコピーには4つの種類があります。

大きく2つに分けるなら、
・イメージアップ
・行動をうながす
のどちらかになります。

あなたはお客さんにどうしてほしいのでしょうか?

もし自分のサイトにアクセスしてほしい場合、
友人にキャッチコピーを見せて「アクセスしたくなる?」と具体的に聞いてみましょう。

「どう思う?」と質問しても「いいんじゃない?」くらいの返事しかもらえませんので、
目的どおりに反応するか調べてみましょう。

 

まとめ

あなたがキャッチコピーを作るとしても、外注するとしても、
広告費をムダにしないためにポイントを押さえておいた方がいいでしょう。

 初心者でもわかるキャッチコピーのポイントは3つ。

1、いやなヤツになっていないか
2、ライバルも紹介していないか
3、あなたの目的を表しているか

『キャッチコピー=つかみ』は手段であって目的ではないことを忘れないでくださいね。

あなたにとっての名作と出会えますように。


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