コピーライターのまつながです。
今回は、知らず知らずのうちに、他人を混乱させてしまう恐れのある話”をします。
もしあなたが使っているとしたら、商品やサービスにマイナスの影響を与えている可能性があります。
今からでも遅くありません。チェックしておきましょう。
目次
人を混乱させてしまう現象とは?
赤 青 黄 緑
これはいたって普通ですよね。
さて、それでは次の文字の色を答えてみてください。
青 緑 黄 赤
うまく言えましたか?
少し混乱した人もいるかもしれませんね。
なぜ、色を答えるだけなのに、混乱してしまうのでしょうか。
実はこのような「文字の色」と「文字の意味」のように、同時に2つの情報が干渉してしまうことに対して、嫌悪感やストレスを感じる心理を「ストループ効果」と言います。
つまり、整合性が噛み合っていない情報を相手に提供してしまうと、相手は逃げてしまうということなのです。
あなたも知らず知らずのうちに、相手にストレスを与えていませんか?
さて、あなたの商品やサービスの文章は、相手にストレスを与えるような文章にはなっていないでしょうか?
インターネットが登場した頃は、ホームページを立ち上げるだけでも目立ちましたが、無料ブログなど、一般の方でも気軽に作ることができるようになった今の時代では、ただ作るだけではほとんど意味がありません。
その中で「ストループ効果」が起きているページは壊滅的です。
例えば、この記事の終わりには、こぴたつ式「売れる文章が生まれる10の質問集」が特典としてありますが、これが全く別のページに飛んでいるとしたら、どんなに記事の内容が良くても、「なんだこのサイト」と感じてしまいます。
どこか整合性が誤りがないか、新しくページを立ち上げたときにはしっかりチェックしておきたいですね。
こぴたつ式 相手を混乱させない文章の4つの基本
とはいっても、この記事を読む意識の高い方がそんな大きなへまをすることはなかなかないでしょう。
そこで特別に、このこぴたつの記事を熱心に読んでいるあなたにだけ、相手を混乱させない文章の4つの基本を伝授します。
これさえ、意識しておけば、あなたの文章が読みやすくなり、「ストループ効果」の影響で混乱する人はほぼ限りなく0に近づけることができるでしょう。
①できるだけ1文は短くする
ヤフーのトップニュースの題名は13文字以内と決められています。なぜなら、人は長過ぎると感じた瞬間に離れてしまうからです。「こぴたつ」も1文を極力短くするよう心がけています。だからこそ、みなさまに読まれるページになっているのです。
②文の塊は最大でも4行にする
プレゼンテーションの際、プレゼン1枚にびっしりとした文字を書いた人を一度は見た事があるかと思います。これを「素晴らしい!読みたい!」と感じる人は少ないでしょう。文の塊は多くても4行。それ以上は改行しましょう。
③文が終わったら、必ず1行改行する
ただただひたすら文章を書いて、文字がつまってしまっている人がいます。自分はわかっているからいいかもしれません。しかし、なぜあなたは書いているかを意識しなければなりません。
それが自己満であれば、いいでしょう。しかし、相手に情報を届けたいのであれば、「相手に見やすく読みやすく」を心がけましょう。
④色は3色以上使わない
たまにいろんな色を使ってカラフルにする人がいますが、これはその人自身が楽しいだけの状態になりがちです。
なぜ、その色を使うのでしょうか。「相手に重要という認識をさせるため」「一例として区別するため」など、いろんな意味があるかと思いますが、3色以上使う場合は色の意味を相手にどう伝えるかを考えていないことが多いので注意しておきたいですね。
早速、取りかかってみよう!
読みやすい文章をつくることはそれほど難しいことではありません。
紹介した4つの基本をしっかり忘れないだけでも絶大な効果があります。
逆に基本をおろそかにするだけで、相手を混乱させてしまう場合もあります。
ただ書いて終わりというだけの一方的な発信ではなく、互いに気持ちよく理解し合うページを目指しましょう。
それでは今日はこのへんで。