温かい日も増え、散歩するのにちょうどいい季節になりましたね。
だんだん街行く人の服装も軽やかになってきました。
デパートには春物の服と、先取り夏物の服も並び、ディスプレイの服を見ているだけでも楽しくなってきます♪
素敵な服だな・・・と思って見ていると、店員さんが近づいてきて・・・
「とてもお似合いです。この服すごく人気で、残りあと1着なんですよ~」
なんて言われると、買い物スイッチがオンに!!
試着して、褒められて、その気になって、
自分のために服が残っていてくれたと感動さえしてしまいます。
そして、そのまま服をレジに持って行ったなんて経験、誰しも一度はあるのではないのでしょうか。
実はこれ、相手の感情(不安)に訴えかけたコピーの一つなんです。
今回は心理的に訴えかけ、気にかけてもらえるにコピー術を見てみましょう!
知らない間に踊らされてた!?~日常に潜むコピーの力~
「あと残り一着です」
「次の入荷は未定ですよ」
買い物のときによく聞く言葉。
ネットショッピングでも
「残りわずか」「限定品」「日本未入荷」
などの商品があるとついクリックしてしまうのではないでしょうか。
そこまで欲しくなかったけど、これを逃すと手に入らないかも…という不安状態になります。
テレビショッピングも同じ心理状態が働いています。
「お客様~、ブラックが残りわずかです」
「大変ご好評につきホワイトは売り切れました」
「もう、これを逃すと、なかなか手に入りませんよ」
など言われてしまうと、焦りが生まれ、自分のものにしたい!という欲求が生まれます。
不安をあおられると、人の心は動いてしまうのです。広告コピーでも、この心理は利用されています。
詳しくみていきましょう。
不安が相手を動かす原動力になる?
相手の不安に訴えるにも、その中でさらに細分化されます。
希少価値をアピール
「残りわずか」「ご当地限定!」「本日限り」
なぜ希少価値であるかの理由を入れることが信頼性プラスします。
不安を代弁する
「その抜け毛、ほうっておいても大丈夫?」
「そのダイエット方法、間違っているかもしれません」
相手の行動が正しいか問いかけをし、不安をあおります。
欲求に訴える
「サプリメントを飲むだけで、モデル体型に!」
「あなたもこれで成功します」
人間には必ず欲望や願いがあります。それが叶うかもしれないと思わせる体験例などを加えれば効果的です!
感情を動かした後は、相手に行動をさせることが大切です。
不安になると、それを否定するため、不安を解決する為に行動を起こします。
上の例だと、店員さんに勧められたまま服を買ってしまったり、本当はそこまで欲しくなかった商品を購入したり…。
相手が次の行動へ動けば、成功です!
これであなたも相手の不安につけ込む…、
いえ、相手の不安に訴えかけるコピーが書けます。
でも、今回ご紹介したのはコピーテクニック10のうちたった1つ。
実はまだまだ相手を動かすコピー術は存在します。
続きはまたご紹介していきます。知らないと損しますよ。
って言ったら見たくなりましたか?(笑)。