コピーライターのひらいです。
最近はブログ関連の記事が増えてきました。なぜなら、コピーライティングの専門知識よりもブログの書き方の方が求められているからです。このブログだけでなく、あなたのブログも”自分が書きたいこと”ではなく”お客様が求めているものを書く”ことが大切です。
少し話がそれましたが、今回は「心に響く文章を書く方法」をお伝えします。
なぜコピーライターが書く文章は人の心を動かすのか?
コピーライターは文章の力を使って、人が行動したくなる仕掛けをしたり、新しい気づきを与えたりします。そして、それは誰でもできることなのです。誰にでも、です。
少しイメージして欲しいのですが、幼稚園に通っている5歳の男の子がいたとしましょう。
その男の子が母の日に大好きなお母さんに向けて「ありがとう」という手紙を渡すだけでもお母さんは感動すると思いませんか。 たとえそれが”幼稚園での授業で強制されたものだったとしても”です。
もちろん5歳ですから大人の方が様々な言葉や言い回しを知っているし、色々な工夫ができると思います。しかし、男の子の言葉の方が伝わるのです。
その理由は何だと思いますか?
ブログの文章は誰に向けて書いていますか?
あなたの文章は誰に向けて書かれているものでしょうか。「それはもちろんお客さんですよ!」という声をいただくかもしれません・・・
それでは、あなたのお客さんはどういった人でしょうか?この質問をすると答えにつまる人が多くいます。
「これからビジネスを始める」という人であれば、まだわからないかもしれませんが、すでにビジネスをスタートしているの方であれば、「自分のお客さんがどういう人か」がわかっているはずです。
なぜこのような質問をするかというと、「誰に向けられた文章なのか」が明確になっているほど、人の心が動くからです。人の心が動くのは「共感するから」です。「相手の想いが通じるから」です。
あなたがなんとなく発信をしているだけだと、なんとなくしか伝わりません。上の例のようなお母さんのことが大好きだからこそ、その想いが伝わるのです。これから文章を書くときはブログの向こうにいるお客さんを明確にイメージしてください。
もし、「お客さんがどういう人か分析の仕方がわからない」という方は下記の項目を参考にしてください。
デモグラフィック分析
性別、年齢、家族構成、職業、居住地など
サイコグラフィック属性
ライフスタイル、好きな雑誌、好きなタレント、趣味、海外旅行の回数、価値観など
その他
悩んでいること、解決したいこと、欲しいもの、日々のストレスなど
まとめ
今回の「心に響く文章を書くポイント」はいかがでしたか。
ブログを書くことに慣れてくると、見落としがちになるポイントではなかったでしょうか。人の心に響く文章には「メッセージ性」があります。メッセージ性をつくるには、”誰が誰に向けているか”を明確にすることが大切です。
そして、「なぜビジネスをスタートしようと思ったのか」を振り返ることで、見つかる場合が多々あります。「過去に自分が悩んでいたことを克服したからその想いや方法を伝えたい」と想ってビジネスをスタートさせる方が多いからです。
今一度、誰に向けてのメッセージなのかを明確にすることをオススメします。