コピーライターのまつながです。
今回は前回に引き続き、ハガキの書き方についてまとめていきます。
ハガキって冒頭の堅苦しいあいさつとか考えるだけで面倒くさいですよね。
自分もそう思っていましたが、それはハガキの本質がまだ見えていなかっただけでした。
相手と今後とも素敵な関係を築いていきたい人は、ぜひ読んでみてください。
前回の記事はこちら➡今だからこそのアナログツール「ハガキ」を出すことを決心した人に送るハガキの始め方
もう1度おさらい!必ず手書きで書く!
書けば読んでもらえるような昔の時代は終わってしまいました。こうなってしまったのは便利すぎるデジタルツールの存在です。今、世の中にありふれているデジタルの中でアナログで書くからこそ、読んでもらえます。
パソコンで書いてしまうと、読まれずにゴミ箱行きになる確率がものすごく上がるのでご注意下さい。
堅苦しい挨拶文はいらない!
実際に手紙を買ってきて、書く準備ができた人の前に立ちはだかる最初の壁が1枚目のハガキを書く時です。
ただでさえ、慣れていないハガキで「拝啓」「敬具」などと入れてしまっては精神的に疲れてしまいますよね。
だとすれば、「拝啓」「敬具」なんて書かなくていいんです。自分も何百枚と出しましたが、1枚も書いたことがありません。そもそも挨拶文に感動した人なんて聞いたことがありませんよね。
ただし、心配だという人は「前略」などを入れておきましょう。実際、自分も入れていました。これだけでハガキデビューをするのがぐっと楽になりますよ。
長く書く必要なんてない!
ハガキというと、たくさんのメッセージを伝えなければならないと感じてしまいがちです。
しかし、ずっとハガキを書いている人には共通点があります。それは「メッセージがとても短い」ということです。
ハガキを書き慣れている人は、短いメッセージで済むように、太いペンを使って書きます(前記事の用意するペンより)し、「感謝」「ありがとう」「これからもよろしくお願いします」などストレートなメッセージを相手に伝えています。
好きな人からのラブレターでくどくど好きなところを言われるより、「好きです」と言われる方が嬉しいのと同じことです。
ハガキで売り込んではいけない!
ハガキはあくまで、現状のつながりを維持するために使うものであり、感謝を伝えるツールです。
そのハガキを新規顧客開拓のための売り込みのツールで使うと、これはあなたに毎日たくさん届くダイレクトメッセージと変わりありません。
むしろ手書きで書いてあることで逆効果にもなりかねません。まだ無視されたほうがマシでしょう。
売り込むときはハガキではなく、必ず信頼をつくり、直接会って話をしましょう。
長期的にみれば、ハガキは新規顧客開拓になるツール
長期的なビジネスの基本は、新規開拓よりも既存顧客の維持の方が大切です。
信頼をして買ってくれたお客様に紹介をしてもらうのが新規開拓では一番成功率も高く、広告などのコストもかかりません。
もちろん、ビジネスに限らず、人間関係の全てに言えます。
新しい人に目を向けるのは大切ですが、今のあなたを支えてくれる人に感謝を伝えることも大切です。
それを手軽に実行できるのがハガキの一番の強みと言えるでしょう。
もし、周りの人に感謝を伝えたいけど恥ずかしいという人がいましたら、ぜひハガキを使ってみてください。
それでは今日はこのへんで。
【こちらの記事もどうぞ】
4年間で数百枚のハガキを手書きで出し続けた結果を振返ってみる。
今だからこそのアナログツール「ハガキ」を出すことを決心した人に送るハガキの始め方