続きが気になるとついつい見てしまう「ツァイガルニク効果」とは?【コピーライティング×心理学】


コピーライターのまつながです。file000921414970

今日は読み終わるとあなたのタメになること間違いなしのお話をします。

知りたい方は、続きをご覧下さい。

はい。この記事の続きをご覧になってくださったあなた、ありがとうございます。

今回はあなたがこの記事の続きが気になってしまった心理と、コピーライティングを交えて話を進めていきますね。

人は「もっと知りたい」と思うと、つい動いてしまう。

例えば、クイズがあったとしましょう。_DSC0112

もし、あなたがそのクイズの答えを知っていたら、そのクイズに興味が湧くでしょうか?

答えを知っているのですから、おそらく、興味は湧かないですよね?

しかし、そのクイズの答えを知らなかったら、どんな答えか気になるので、知っている人よりも興味を持つことが多いのではないでしょうか。

このように、人は自分が達成していることの記憶よりも、達成していないことの記憶の方が強く残る心理を「ツァイガルニク効果」と呼びます。

他にも完結していないマンガ、未だに完成していないサグラダファミリア、テレビでもよく見る「この続きはCMの後!」、この記事の冒頭にあった「知りたい方は続きをご覧下さい」も全部、このツァイガルニク効果が関係しています。

もし、サグラダファミリアが完成してしまったら今ほどの話題はないかもしれませんし、テレビの続きの内容がCMに入る前にわかってしまったら、その先に興味をもたなくなるかもしれませんよね?

こんな風に、ツァイガルニク効果はいろいろな場所で重要な役割を果たしているのです。

答えを言うのではなく、続きを読みたいと思わせる

ツァイガルニク効果はコピーライティングにも重要なテクニックの1つです。_ICT2283-01

「今までにない最新ダイエット器具が19800円!」など、キャッチコピーだけで商品を紹介してしまっているものがあります。

これでは、続きが気にならないので、お客さんは続きを読まないでしょう。結果的には、購入してもらう可能性が低くなってしまいます。

そもそもキャッチコピーは、商品を売ることがゴールなのではなく、文章の続きを読んでもらうことが重要です。

スーパーやドラッグストアならまだしも、コピーライティングという文章だけでは、最後まで読んでもらう信頼があってこそ、お客さんは購入してくれるのです。

それを考慮したキャッチコピーの例を上げると「気になるあの人に気にかけてもらいたい」などだと、つい続きが読みたくなる人もいるのではないでしょうか。

「キャッチコピーは続きを読ませるために使う」

これを意識するだけでもあなたの商品を見てもらう可能性がぐんと変わります。

ぜひ一度、試してみてください。

それでは、今日はこのへんで。


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