コピーライターのなかむらです。
先日電車で面白い広告を見たのでシェアしたいと思います。
”化粧水”の広告です。
化粧水というのは、
皮膚を保湿し、整え、滑らかにする機能を持つ
液状のあれです。
女性だけでなく、最近では男性も
使うようになってきましたね。
お肌にうるおいを与える化粧水。
さて、
あなたならこの商品にどんな
キャッチコピーをつけますか?
キャッチコピーとは、つまり
お客さんを一瞬でひきつけるための
「タイトル」のようなもの。
今回の場合、電車の乗客の人がその広告を見て
「この商品どこで買えるの?」
と思わせるのがキャッチコピーの仕事になります。
キャッチコピーがうまい人は、どんな商品でも売ることができます。
つまり、あなたが魅力的なキャッチ
コピーを作れるということは、ビジネスの売り上げも
間違いなく上がるということになります。
私が電車で見た広告のキャッチコピーは
とても上手だなと感じました。
そのキャッチコピーは、
「キスしたくなる肌へ」
少し話はズレますが、
化粧水を使う目的は何だと
思いますか?
肌に潤いをあたえるため?
触り心地を滑らかにするため?
若く見せるため?
どれも間違いなわけではないのですが、
「本当の目的」ではありません。
女性が化粧水を使う本当の目的は「モテたいから」使っているわけですよね。
好きな人に振り向いてほしい
大好きな彼に好きと言われたい
だからお金を払って化粧水を買い
忙しい時間を削って化粧水をつけています。
(女性の方は忙しいですね!)
そのために、肌に潤いを与え
触り心地を滑らかにし、
より可愛くしてくれる化粧水を使う。
「キスしたくなる肌へ」
つまり、
好きな人にキスされたい。
これは女性が求めている
「本当の目的」のひとつですよね。
もちろんこれが全てではありませんが、
この言葉にひかれてしまう女性は多いのではないでしょうか。
ビクンと反応してしまいます。
一瞬でひきつけるキャッチコピーに
必要なものは、
「お客さんが本当に求めているものが何かを知る」
これさえわかってしまえば、
他の小手先のテクニックなどいりません。
タイトル、広告、チラシ、なんでもいいですが、商品やお店を
紹介している文章を”少し”変えるだけで
集客力が増え、そして売り上げも増えます。
強力な”武器”になってくれるのが、キャッチコピーです。
「自分の商品、お店にキャッチコピーを
つけるとしたらどんな言葉がいいか?」
1度考えてみるのはいかがでしょうか。