コピーライターのくろさわです。
突然ですが、文章においていちばん重要なパートってなんだかお分かりでしょうか。
そうです、何よりも見出し(タイトル)が重要、です。
本文よりも、です。
えっ、それ言い切っちゃうんですかって?
はい、Web上の記事、商業的な記事においては文自体よりも、まず入口である見出しが重要です。
「いや、私は見出しよりも内容で勝負しているんです!」
「結局、中身より顔なんですか?サイテーです!」
という声もあるかもしれません。ええ、お気持ちはわかります。
しかし、Webやコピーライティングの世界では、“中身よりも顔“です。
記事を後ろから読んで、最後に見出しを評価するなんて普通はしないはずです。
まず見出しを見て、記事を読むかどうかを決めますよね。
読み手は、見出しの先の本文を読むか読まないかを一瞬で判断します。
今回は、見出しを作る時に役立つ【超基本的な4つの秘訣】をお話します。
セールスレターや企画書、プレゼンテーションの資料を作るときなどにも使えるので覚えておくといいでしょう。
1.相手のベネフィットになる情報を与えている
・子供が産まれたら買うべきモノのリスト
相手のベネフィット(利益)になることを伝えます。
読者は自分の悩みや問題を解決できたり、何か欲しいもの、役立つ情報を探しています。
4つの要素のうちで一番効果的なのが、相手のベネフィットにもとづく見出しです。
2.新しい情報がある
・こんなに変わった!都市部OLの新しい働き方
次に効果的なのは、読者に新しい情報を与えるものです。
「新しい」、「新」という言葉が入って新情報を伝えているのがわかりますね。
「変わった」ということも新たな変化を伝えています。
「ついに、とうとう、いよいよ」などを使って「新情報」性を伝えることもできます。
人は新情報に関心を持つと言われています。デパートも通販もできるだけ「新情報」型見出しを使っているのも、集客効果が高いからです。
3.好奇心を刺激する
「砂場にスタバ」という違和感のある情報が、どういうことか知りたいと思わせる効果があります。
Webメディアでこのタイプの見出しをよく見かけます。
もし商業目的なのであれば、好奇心を刺激するだけでなく、他の「新情報」や「ベネフィット」と組み合わせるとより売り込む効果が狙えます。この例の見出しでは、「ついに」ということで「新情報」性と組み合わせています。
4.簡単にすぐできる方法を提示している
・食事制限なし、運動しないで簡単にやせたい方へ
手っ取り早く簡単に、欲しいものを手に入れられる方法です。
しかし、上のような例では話がうますぎて、信頼できる内容には思えません。
なので、数字など具体的な情報を入れることが必要です。
例えば、
・93%の人が成功した食事制限なしのダイエット法
です。
数字はウソをつかないため、何よりの証拠になります。
もちろん、数字を偽って掲載することは信頼を失うので、絶対にやめましょう。
見出しをつくる4つの秘訣
1.相手のベネフィットになる情報を与えている
2.新しい情報がある
3.好奇心を刺激する
4.簡単にすぐできる方法を提示している
反応率を上げる見出しのつくり方、いかがだったでしょうか?
言葉の選び方を知っておけば、ビジネスシーンでも、プライベートにおいても役立つはずです。
今回の見出しを作るコツも、ぜひ次から実践してみてくださいね。