反応が取れる文章と反応が取れない文章の差


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こんにちは。
コピーライターの阿江です。

コピーライティングを学んでいると、

「うまく文章を書けるようになったのに成果が出ない」
「ノウハウを学んだのにうまくいかない」
「学んだことを詰め込んだ記事が全然反応されない」

そんな悩みにぶち当たることがありませんか?

私も以前、そんなことがよくありました。というか、今もあります。手に入れた技術をふんだんに盛り込んだ「これなら絶対に反応来るだろ!」と思っていた文章が全く反応がなかったり…

実は、反応がない文章って、とても重要な「あるもの」が欠けているんです。

反対に、「あるもの」が組み込まれた文章は、技術的には質は変わらないのに、むしろ劣っているくらいなのに、反応率がぜんぜん違う。

今回は、あなたの文章の反応率を上げるために欠かせない「あるもの」をご紹介します。

 

2つのレストラン

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ちょっと想像して下さい。

あなたが大切な人と食事に行くお店を探しているとします。

「野菜に詳しいシェフが作った、有機野菜をふんだんに使ったコース料理をご用意しました。初回はさらに安くして3割引きで案内しています!」というお店と、

「『安心安全で美味しいものを大切な人に食べて欲しい!』そんな想いを持った農家が集まって作ったお店です。農薬を一切使用していないので、周りに比べるとちょっと高く感じるかもしれません。ですが、こだわりの職人たちが想いを込めて作った野菜です。安心なのはもちろん、味にも絶対の自信があります。あなたの大切な人との食事に使いませんか?」というお店。

あなたはどっちへ行きたくなりますか?
後者の方へ行きたくなりませんか?

なぜか?
それは、人はスペックや技術よりも、「想い」に動かされる生き物だからです。

 

「想い」×「技術」=「文章の反応率」

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文章とは、あくまでも、あなたの考えを相手に伝えるための技術のひとつでしかありません。

いわばただの記号です。

その記号を、いくら分かりやすく、伝わりやすく、読みやすくしたところで、想いがこもっていなければ、相手を動かすことなんてできません。

逆に、そこそこの文章でも、強い想いがあれば人を動かすことができます。

公式にするなら、
「想い」×「技術」=「文章の反応率」

つまり、十分な技術を持っているのに、文章の反応率が悪い時は、「想い」が欠けているということ。

だからもし、反応率を上げたいときは、あなたの文章で伝えたい「想い」を強く育てれば良いのです。

 

想いの育て方

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「想いを育てれば良いのはわかりました。けど、その育て方がわからないのですが…」

大丈夫です。たった1つのポイントを抑えるだけで、誰でも想いを強く育てることができます。

そのポイントとは、
「ストーリーを知り、商品を大好きになること」

人はストーリーが大好きです。それはあなたも例外ではありません。まずは、あなた自身がストーリーを知り、伝える商品を大好きになってください

ストーリーには「作り手のストーリー」と「使い手のストーリー」の2つが存在します。それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

作り手のストーリー

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作り手のストーリーとは、生産側、販売側のストーリーです。

どんな商品やサービスでも、世に出るには、沢山の想いが関わっています。

ボールペン一本にしたって、どんなデザインにするか、どんなインクにするか頭を悩ませた開発の人がいて、実際に陳列させてもらえるお店を探し出すために頑張った営業の人がいて初めてお店に並びます。

当然その過程には、沢山の失敗があり、多くの喜びや悔しさなどの想いが詰まっているのです。

  • どうやってその商品ができたのか
  • どんな想いから始まったのか
  • 誰のために作ったのか
  • これまでどんな苦労があったのか
  • どんな嬉しいことがあったのか

とことん知れるだけ知って、商品への愛情を深めてください。生の声で聞ければ最高です

 

使い手のストーリー

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使い手のストーリーとは、実際に使った人のストーリー。

たとえば、

  • この化粧水を使うことで、長年悩まされていた肌荒れが治って、念願の恋人ができた
  • なかなか仕事が上手くいかなかったのに、この手帳に変えてから仕事の管理が上手くいき、上司に褒められるようになった
  • 何をしても駄目だった腰の痛みが、このトレーニングを受けたことで治った。おかげで毎日が楽しくて仕方ない

これは、お客様の声というとわかりやすいかもしれません。

使い手のストーリーは、商品やサービスが、実際にどんな風に役立っているのか、誰の悩みを解決しているのかを教えてくれます

これも生の声であれば最高です。

商品はあくまでもものでしかありません。そこに想いを生み出すのは人です。作り手と使い手、2つの角度から商品に関わる人たちの想いを知ってください。

そうすれば自然とあなたの文章にも熱い想いが生まれ、文章への反応も変わってくるでしょう。

 

まとめ

2011年時点で世界の情報量は、世界中の砂浜の砂の数と同じと言われています。現在もその数は伸び続け、2020年には40ゼッタバイト(1.8 ゼッタバイト:世界中の砂浜の砂の数)にも至るそうです。

そんな時代で生き残るのは、テクニックを駆使して作り上げられた文章ではなく、人の感情を動かす想いのこもった本物の文章ではないでしょうか。

「文章は想いを伝えるただの手段」

この言葉を忘れずに、目先のテクニックにとらわれないことをオススメします。


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