WEB担当者が知っておくべき「編集」のポイント7選


編集

コピーライターのひらいです。

1つ質問です。書いた文章を見直すことなく、そのままアップロードしていないでしょうか。

はじめに書いた文章は読む側にとって読みづらいことが多々あります。

そのため、web上の文章でも「編集」が必要です。

文章を書くというのは”出産”で、その後どのように育つかは”編集”にかかっています

そこで、今すぐ使える読まれる文章を作るために必要な編集の7つのコツをお伝えします。

web担当者が身につけるべき編集のコツ

①一文を短くする

いい文章とは「最後まで一気に読んでしまった!」と思わせる文章です。

そのためには「何を伝えないか」を考える必要があります。

はじめに書いた文章は気持ちが強いゆえに、説明がくどくなりがちです。
編集作業をすると、文章を半分削っても意味が伝わることも少なくありません。

一文を60文字以内にすると、すっきりと読むことができます。

②専門用語を使わない

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最後まで読んでもらいたいのであれば、難しい言葉を使わないことも大切です。

書き手にとって日常的に使っている言葉であっても、読み手にとっては意味がわからない言葉かもしれません。

私はマーケティングやコピーライティングを仕事にしているので、「USP」「ベネフィット」という単語をよく使います。

しかし、触れたことのない人からすれば、意味のわからない言葉です。

意味のわからないことがあると、人間は読むことをやめてしまいます。
初心者の人にでも伝わるような表現を心がけましょう。

③漢字を減らす

漢字が多いだけで、読み手は「うわー」とげんなりしてしまいます。
そうなると読む気すらなくなってしまいますよね。

新聞ではひらがな7割漢字3割が良いとされており、web上でもその配分が読みやすいでしょう。

④冗長表現をしない

プロのライターの文章は具体的で、ムダがありません。
ムダがなくなると文章の歯切れが良くなり、リズムが生まれます。

web上では見かける典型的なムダな表現としては2つあります。

・指示代名詞 → あれ、これ、それ、この、あの

・冗長表現  → することができる、という、もの、こと

文章を読み直して、ムダな表現を見つけたらすぐに書き換えましょう。

⑤接続詞を少なくする

文章が長くなってしまう原因のひとつに「接続詞の多さ」があります。
一文を短くすると、どうしても接続詞を多用しがちです。

とはいえ、気にしすぎると文章が進まなくなるので、文章を書いたあとにチェックをしましょう。

「接続詞を使わなくても意味が伝わるように変えることはできないか」という視点を持ってください。

徐々に接続詞を使わない読みやすい文章を書けるようになります。

⑥自信をもった表現をする

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「〜だと思います」といった表現だと文章の歯切れが悪くなります。
そうなると、書き手の主張が弱くなり、読み手の印象に残りません。

例えば、

前)◯◯したほうがいいと思います

後)◯◯すべきです

の方が書き手の考えが伝わりやすいです。

あいまいな表現が絶対にダメというつもりは全くありません。
ですが、あまりにも多用することは避けるべきです。

⑦声に出して読んでみる

編集作業においてもっとも効果的な方法です。

サラッと読めるものでも、実際に声に出すと、意味が伝わりにくい箇所があります。
事前に読み手がつまるポイントを見つけることができます。

「目で追うだけ」と「声に出して読んでみる」では大きな差があることに気づくでしょう。

まとめ

編集まとめ

今回は文章を書いた後のチェックポイントを7個お伝えしました。

①一文を短くする
②専門用語を使わない
③漢字を減らす
④冗長表現をしない
⑤接続詞を少なくする
⑥自信をもった表現をする
⑦声に出して読んでみる

紙媒体の出版社では編集者の上に編集長がいるように、web上であっても必ず編集作業は必要です。
プロのライターであっても行っていることなので、実践して読まれる文章を目指しましょう。



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