コピーライターのひらいです。
売れる文章とそうでない文章の違いはわかりますか?答えは「感情が動いているから」なのですが、なぜ感情が動くのかといえば、イメージができるからです。
そして、イメージさせるためには「具体的に書く」ということが有効なのです。
わかりやすいように例を挙げて 一緒に考えてみましょう。
具体的 → イメージができる → 感情が動く
①閉店セール
さびれた商店街でよく目にするコピーです。 しかし、このキャッチコピーで物を買いたいと思うでしょうか?
もし変えるとすれば、どのように変えますか?例えば、こんなキャッチコピーはどうでしょうか?
②10/10〜10/17 閉店セール!
日付をいれるだけで真実味が増しました。 さらには期間が設定されることで、「この間に買わないと損をする!」という感情が生まれます。
もう少し情報を与えるとどうでしょうか?
③誤発注により大量処分! 25着のみ70%オフ!(残り5着)
「なんで安いのか?」が加わるだけで 真実味がかなり増します。そして、25着のみ(残り5着)という限定性があるので、早くしないと損をしてしまうという感情も生み出します。
でも、まだまだ具体的にできますよね。
④私事で恐縮ですが、母が病気になり 多額のお金が必要なためお店の在庫を3日間のみほぼ原価でお譲りします
「なぜセールをするのか」という理由が 具体的になるため真実味が増します。 また、この理由であれば読んだ人に共感してもらえる可能性もあります。冒頭でも述べましたが、売れる文章に共通していることは「感情が動いているかどうか」です。
明るい気持ちになってほしいのであれば、下記のような例になるでしょう。
⑤結婚をして来月から大阪に 引っ越すことになりました。 引っ越し費用が 必要なため全商品60%オフで 販売します
①から⑤になるにつれて具体性が増していることがわかると思います。同時に、書いてある文章に信ぴょう性が出ていることにも気づくのではないでしょうか。
なぜ、信ぴょう性が増すかというと、数字は誰にとっても同じだからです。セールをします!といっても 「なんで?」という理由を人は 知りたいのです。
そして、 「どれくらい安いのか 」「どれくらいの期間やっているのか」 も具体的に知りたいのです。具体的に書けばイメージができるからです。
具体的=信頼
今回覚えてほしいことは 「具体的=信頼」 ということです。 上記で書いた「セールの例」でもそうですが、具体的にかくほど信頼性が増します。具体的に書くためのポイントは「5W2H」を使うことです。
5W2H とは・・・
・Where(どこで)
・Who (誰が)
・What (何を)
・How (どのように)
・Why (なぜ)
・How much(どれくらい)
このことは学校で 教えられることですが、できていない人をよく見かけます。 もちろん、どんな状況や場面でも5W2Hをすべて使えるわけではありませんが、できるだけとり入れた方が具体性が増します。
しかし、心がけることとしては 「小学生でもわかるように書く」ということです。
「これくらいはわかるだろう」というのは書き手の勝手な思い込みです。 相手は何も知りません。 専門用語や難しい言葉を使わずに、「小学生でも伝わるように書くこと」を 意識してください。
それだけで文章が見違えるようにかわります。自分の文章をみなおして、早速試してみてください。
■この記事を読んだ人は下の記事も読んでいます
・【集客コピーライティング】人を集めるための文章3つの基本
・最小限の時間で最高の文章をつくる3つのコツ【コピーライティングを高める技術】
・【保存版】イケダヤハト流10倍面白くなるブログ術〜前編〜