コピーライターのまつながです。
前回は第一印象が大事という「初頭効果」についてお話しました。
今回は、だったら”最初だけ”ちゃんとやればいいんじゃないか?と思う方もいるかもしれないので、「そんなことはないぞ」と釘を指しておこうと思います。
え?そんなこと思ってない?そうですか。じゃあ、早速いきましょうか。
終わりよければすべてよし?
前回は「初頭効果」という、人は第一印象に左右される現象があることをお話しましたが、実は人は最後に与えられた印象にも左右されます。このような現象を「親近効果」と言います。
例えば、素敵な異性と初デートをしていて、最後の別れ際に「今日は楽しかったね。ありがとう」と言うのと言わないのでは印象がかなり違いますし、営業のプレゼンテーションで最後に「これだけは伝えておきたい3つのこと」とまとめるだけで、要点を理解してもらいやすくなります。
「親近効果」は「初頭効果」と同様、次につなげるために印象を与えて覚えてもらうときに効果的と言えます。
コピーライティングに通ずる 意外と大事な”最後の一押し”
親近効果が有効なケースは既にあなたの商品やサービスに興味を持っている場合です。
つまり、“最後の一押し”というインパクトを与えておくことが大切です。
ビジネスでこの最後の一押しを忘れてしまっている人は多いと言われています。
コピーライティングを使って書かれているセールスレターやステップメールの文章の最後には必ず “行動させる一文” が書かれています。
この一文があるかないかでどれほどの差が出てくるか、優秀なコピーライターは知っているからです。
結局、どの部分が大事なのか?
初頭効果と親近効果は最初と最後というほぼ対立の関係とも言えます。
では、どちらか片方しか使えないのかというとそうではありません。
1人の人に対して、両方使うのはあまりよろしくはありませんが、使うべき人によって使い分けると効果的でしょう。
まとめると、
初頭効果は第一印象にインパクトを与えるので、あなたの商品やサービスを全く知らない人に効果的。
親近効果は最後にインパクトを与えるので、あなたの商品やサービスに興味を持っている人に効果的。
といった感じです。
さて、最後に10個の質問に答えるだけで簡単に売れる文章をつくることができる質問集をプレゼントしていますので、ここまで読んだ意識の高いあなたに実践してもらえれば幸いです。
今からでも遅くありません。下の方を見ていただけるとダウンロードできますので、現状を変えたい方はどうぞ。(親近効果を使っているのは内緒)
それでは今日はこのへんで。