コピーライターのひらいです。
「なんであの人は面白いアイディアが思いつくんだろう?」と思ったことはありませんか。
アイディアを生み出せる人とそうでない人の違いは”発想法を知っているかどうか”です。
つまり、発想法さえ知っていれば、誰でもカンタンにアイディアを思いつくことができます。
そこで今回はコピーライターや放送作家が企画を考えたり、面白い切り口を生み出している方法をお伝えします。
目次
マンダラート法
STEP1:9マスのマンダラートシートを用意する
STEP2:シートを埋めていく
まず、シートの中央の枠に「テーマ」を書き込みます。
次に、テーマからイメージする言葉を書いていきます。
その際は思いついたキーワードをとにかく埋めていきます。
STEP3:もう1枚マンダラートシートを用意する
新しいマンダラートシートを用意します。
そのマスの真ん中に、先ほどマス目を埋めた8つのキーワードのうちのひとつを選んで中心に書きます。
そしてstep2. と同様に8つのマスを埋めます。
STEP4. 繰り返す
STEP3の作業をSTEP2 or STEP3 のそれぞれのキーワードについて繰り返していきましょう。
例えば、step.2 の8つ全てのキーワードについてstep.3 の作業をすれば、考えたいテーマについて、9マス×9個=81個のキーワードを得ることができます。
あとは、得られたキーワードを組み合わせたり、 眺めたりしながらアイデアを発想してみましょう。何もないところでは思考が止まりがちですが、 このワークをした後では、様々な視点から物事を 捉えられていることに驚くでしょう。
ブログのネタやキャッチコピーを考える時に 使ってみてください。
しりとり法
■STEP1. しりとりシートを用意する
2列 × 5行のシートを用意します。 (行数に関しては制限はありません)
1番上のセルの左に「テーマ」、 右に「目的」と記入します。
STEP2:「テーマ」に「書きたいこと」、 「目的」に「ゴール」を記入します。
テーマに記入した単語から しりとりをしていき、右に思いついたことを書き出します。
マンダラート法よりも多くのアイディアを発想することができます。
必死に考えても出てこないような突飛なアイディアが思いつき、新しいビジネスや企画を考えるときにも使えます。
しりとり法はアイディアがない状態でも気軽に取り組むことができるのが利点でしょう。
オズボーンのチェックリスト
■シートを用意して埋める
こちらの見本シートを参考に発想をしていくだけです。
あらかじめ商品やサービス、テーマを決めて質問に答えていきましょう。
例えば、こういったものがあります。
『結合』・・・「立ち飲み」×「フレンチ」=「立ち飲みフレンチ」
『縮小』・・・「電話」→小さく、軽く =「携帯電話」
『代用』・・・「つけ麺」→「つけそば」
この質問に答えるだけでも現状の商品やサービスに対して様々なアイディアが生まれます。
まとめ
現代はものがあふれおり、商品そのものでは差がつきにくくなっています。一般の人たちは当たり前のように「比較」をするようになり、オリジナリティや違いが明確でなければ選べなくなっています。
しかし、難しく考えすぎずに少し視点をずらすだけで、他との違いを生み出すことができます。
今回お伝えした方法を使ってヒットするアイディアを生み出してください。