コピーライターのなかむらです。
集客方法の1つとして、最近ではブログを活用される企業や経営者が増えています。
それだけブログには「影響力」があるわけです。
ただ、ブログは定期的に更新さえしていればいいというものではありません。むしろ、ただ更新を続けていても効果はでず、その内飽きてやめてしまう、という悪循環に陥ります。
ブログにはブログの文章の書き方というものがあります。
今日は2000人以上の読者がいるブロガーの私が、「ブログ文章」の書き方のコツについてご紹介していきます。
「また読みたい」と思わせないと負け
ブログの目的を間違えている人を多くみかけます。
・イベントやセミナー告知ばかりの”集めたいブログ”
・お店の日常や出来事を載せているだけの”日記ブログ”
これらは、全て目的を間違えています。
ブログの目的はただひとつ。「信頼関係をつくること」。
これにつきます。
「信頼」がなければ商品を買いません。セミナーに参加しません。お店に来店しません。
知らないおじさんに「この水買わない?」と言われて買う人はいません。
同じように、初めてあなたのブログに訪れた人にとって、あなたは「知らない人」。その知らない人の勧める商品を買うでしょうか?かなり高確率で買わないですよね。
「この人は信用できそうだ」という感情が生まれて、初めて行動します。
そのために必要なことは、「また読みたい」と思わせるだけの「価値」を与える文章にすること。
最初にやるべきことは、商品の紹介や来店を促すことではなく、「また読みたい」と思わせる文章を書くことです。ここを間違えると大けがします。
1記事1テーマに絞る
あれもこれも書きたい気持ちはわかりますが、それでは伝わりません。
伝えたいテーマは絞ることで、読み手に届きやすくなります。読みやすくわかりやすい文章は価値を感じます。
色々おまけをつけたような文章では記憶に残りません。言いたいことやテーマが増えてきそうだと感じたら、記事を分けてください。
1記事1テーマです。
「また読みたい」と思わせる文章にするには、テーマを絞り、相手の記憶に残ることが必要です。
自分の書きたいことは書かない
これは日記ブログにありがちな傾向ですが、他人の日記を読みたい人はなかなかいません。(その人のファンぐらいです)
その日記が飛び抜けて面白かったりすれば別ですが、ただの日常を載せただけの日記は相当ヒマな人じゃない限り読みません。そして、基本的にみなさん忙しいです。
自分の書きたいことは書かない。読者が求めているもの、興味を持ちそうな文章を書く。
読者が何を求めているかは、あなたのブログテーマによります。
料理ブログであれば、
× 完成した料理の写真をのせて自慢する
○ レシピや作り方のコツ
アパレル店のブログであれば、
× スタッフの日常や仲良しをアピール
○ 今の季節に合った洋服の着こなし術
というように、読者が読みたいものを書くのがコツです。これができれば、「また読みたい」と思わせるブログになります。
堅苦しい表現は避ける
論文を好きな人がいないように、堅苦しい文章を好きな人もいません。
「ちゃんと書かないといけない」と難しく考え、専門的な言葉を使ってスゴそうだとアピールするのは逆効果です。
肩の力を抜きましょう。
普段友だちに話しているように、気楽に普段の言葉で書いてください。そのほうが「人間性」がでます。
ブログという場所はインターネットの世界における交流の場所です。自分らしさをどんどんだしていくと、ブログにオリジナリティが生まれ、価値が生まれ、信頼が生まれていきます。
多少批判されてもいいや、というぐらいの気持ちが大切です。
定期的に更新をする
これはブログの基本です。
週刊誌であれば、「月曜日発売だ」「今日本屋にあるかも」と、その存在を思い出してもらいやすいです。
しかし、不定期の雑誌を覚えている人はほぼいません。「思いついたときに更新すればいいや」では、信頼を作るのに時間がかかります。
ですので、更新は定期的にできたほうがいいです。もちろん、毎日の更新であればなおいいです。
できるだけ決まった曜日、時間に更新することを習慣にするのがオススメです。
まとめ
・1記事1テーマに絞る
・自分の書きたいことではなく、読者が読みたいものを書く
・自分らしさをだす
・定期的に更新をする
いかがでしたでしょうか。
これらはブログ文章の基本ですが、ここを疎かにしてしまうと、人が集まるブログにはなりません。
これらの基本が身に付いてきたら、次はブログタイトルにも力をいれてみてください。下の記事が参考になります。
ぜひ、楽しみながらブログ文章を書き続けてください。